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【抜毛症 トリコチロマニア】

 

寒くなってきましたね。ご機嫌いかがですか?

しっかりと、身体をあたためて良質な睡眠を心がけ、免疫力をたかまた行きましょう!忙しい年の瀬、どうぞご自愛くださいね。

 

今日は、脱毛症の一つ。

抜毛症【トリコチロマニア】について、ご説明しようと思います。

脱毛症には様々な疾患があり、毛髪自体の問題や肌に生じる疾患のために生じるものや、内科的な疾患に伴って生じる脱毛症などもあります。

中には精神的な要因がきっかけとなり、生じる脱毛症で、良く知られている円形脱毛症、他にも精神的ストレスなどにより自身の毛髪を引き抜いてしまうことがあります。これが抜毛症です。

抜毛症は抑えきれない衝動より自身の毛髪を引っ張って抜いてしまうことによって生じる脱毛症です。1889年にフランスの皮膚科医Hallopeauによって、名付けられました。

主に頭髪を抜いてしまうことが多いのですが、眉毛や睫毛を抜いてしまう症例もあります。指しゃぶりや爪かみ、神経的擦過傷、口囲の舌なめずり皮膚炎などの『癖』によって引き起こされる皮膚病変は類似疾患と考えられています。

髪の毛が抜けたと最初に皮膚科を受診することが多いのですが、その背景に何らかの精神的要因が存在することがほとんどです。

幼年期から成人までどの年齢にも見られますが、小学生から中学生にかけての学齢期に見られることが多く、女性に多いとされています。

(皮膚と美容 vol.52、No.1  参照)

多くの場合、お子さんは素直で頑張り屋さんであり、親御さんが教育に対して厳しい場合が多いようです。親の期待に応えようとする気持ちが強くなりすぎることがストレスになっている場合に多く見られるようです。

最初はストレスのはけ口として毛髪を抜いてしまいます。抜いた時の快感や安堵の感覚が得られることでやめられなくなってしまいます。抜いた後に我にかえり後悔が押し寄せてきます。

脱毛症状には特徴があり、毛髪カウンセリングを行うことで、判断することができます。

脱毛には色々な症状があり、タイプが分かれるので注意深くみてお話をお聞きすることが必要です。

まれに、アトピー性皮膚炎などにより皮膚に湿疹等を生じ、軽いかゆみを感じることが毛髪を抜くきっかけになることもあります。

大人の抜毛症としては、白髪が気になり抜いてしまうことでやめられなくなってしまうこともあるので、抜かずにカットするかポイントカラーなどで薄くカバー色を入れるなど、抜かないように気をつけましょう。

抜毛症のお子さんで注意しなければならないのは、家族がそのことを指摘すると、今度は誰も見ていないお風呂場やトイレ自分1人になれる部屋や、布団の中で抜くことをするようになります。

また、気づかれたくないと言う感情から、自身で抜いた毛を食べてしまう食毛も見られるようになります。

抜いている本人を責めたり、無理矢理抜くことをやめさせようとせずに、お子さんを受容し、一緒に向きあい考えようとする姿をみせることが必要だと思います。安心させてあげることにより、少しずつ症状が改善します。一方、リラックス時に抜いている場合には、癖になっているため、手が頭にいかないように触って気持ちの良いものぬいぐるみやストレス発散できるグッズなど活用して手がいかないように工夫するさまざまな対処法で、だんだんと減っていきます。

どのような場合でも、周囲が温かく見守り時間をかけて癖のようになっている病気を少しずつ改善させていきましょう。

ひとりでも多く、悩んでいる方の味方になってあげられるように、サトー美容室はサポート致します。

どうぞご相談下さい。

 

毛髪診断士®︎認定指導講師 古澤祐子

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